 |
栃木県が主催するサッカーの大会に招待されて行ってきました。
出発は3月25日夜10時。日本対イラン戦を観戦しながらバスは高速道路を
栃木に向けて直走り。途中のSAで仮眠をとり、翌朝会場到着。
「天気いくていがったなさ」<天気が良くてよかったねえ>などと付き添いの
父兄達と話しながらバスを降りると「さみぃじゃ!」<寒い!!>
というわけで、初日は非常に寒い中での予選リーグでした。
選手達は寝不足にもかかわらず、新潟の小針中学に4−0で快勝、
2試合目の茨城の見川中学に3−0と無失点で1日目を終了、勝ち点6をゲット。
2日目は栃木の芳賀中学に2−0で勝ち、勝ち点9で1抜け、グループ決勝で
東京の志村三中と激突、相手も3勝で勝ち抜いてきたチーム、1位リーグ出場を
かけてどちらも譲らずPK戦へともつれ込む。
「PKがよ、おらほぁPKで勝ったためしぁねぇねえもぃぇ」<PKかよ、うちのチームは
PKで勝ったためしがないもんなあ>と半ばがっかりしているところに、追い打ちを
かけるように1回目から外してくれました。
「やっぱりなぁ!、シュートへだだやづがらででくるしよ」<思ったとおりだ、シュートが
下手なやつから出てくるんだもんなぁ>「んだすけよ、すまっこばねらいすぎるんだじゃ」
<そうなんだよ、ゴールの隅を狙いすぎるんだよ>といっているうちに2回目も失敗。
「たのむじゃぁ、止められるのぁしかだねぇども外せばわがねぇじゃ」
<お願い、止められるのは仕方がないけれど外せば駄目>
そして3回目も失敗3−0と、もう敗色ムードが満ちあふれている中、逆転劇が起きた。
相手の失敗で3−1になり、我がチームの守護神がスーパーセーブを三つも見せてくれた
おかげで、最終的に5−4でPK戦を制し、ブロック決勝リーグへ駒を進めました。
この日のMVPは守護神ヨコちゃんでした。
後で聞いた話ですが東京では3位にランキングされている中学だそうです。
そして最終日、2勝すれば優勝決定戦、1勝1敗でも3位入賞、副賞としてボールが2個
もらえる。ところが初日に八戸から持参した練習用ボールを3個紛失していたので3個獲得
するには優勝しかない。「1勝1分けだばだめだべが?」<1勝1分けじゃあだめなの?>と
選手が聞くので「それだばまだPKだべ、んがんどあまだPKやるど?やりたぐねぇべはぁ」
<それだと又PKだろ?お前達は又PKやるのか?やりたくないだろう?>といわれ雨の
ピッチへ。相手は茨城の水戸三中、さすがに1位リーグだけあってなかなか得点できず、
後半にもぎ取った1点で1−0。
そしてAブロック代表をかけて栃木の今市中学との対戦。
雨でぬかるんだピッチに足を取られながらもゴール前になだれ込むFWとMF、シュートの
本数では相手に勝っているものの、なかなか得点に結びつかないうちに相手カウンター
からのゴール前混戦で失点1、そのまま前半終了。そして後半開始直後カウンターからの
右フォワードのシュートで同点、そして後半終了近くになって追加点、ところが、バックスの
クリアミスから同点のゴールを許し、残り時間をかけて相手ゴールを何度も脅かすが得点に
至らず2−2で引き分け。お互いに1勝1敗、得点3、得失点差1でPK戦になる。
「まぁだPKがよ〜」<またPKかよ〜>「たのむじゃよ〜」<よしてくれよ〜>
しかしこの日はみんな落ち着いてゴールを決めていく「学習したなぁ」「んだぁ、俊介も
決めだおん」<そうだね、俊介もきめたよ>
GKも方向は合っているのだがボールにさわれない。そして8人目、やはり外して8−7で
3位決定。
選手達は3日間全力のゲームでボロボロになり、最終日は雨の中ドロドロになりながらも、
PKを外したチームメイトを叱咤するわけでも慰めるわけでもなく、「次は3位決定戦ダジャ!」
などと闘志を燃やしているたくましさを見て涙が出る思いでした。
選手達に「よぐやった、ハァ3位決定だすけ試合しねくてもいい」
<よくやった、もう3位決定だから試合しなくてもいい>
「はやぐ、つらだのてば洗って着替えでままけぇ」
<早く顔や手を洗って着替えてお弁当を食べなさい>
ということで、第3位という自信と思い出を持って八戸に帰ってきました。
|