2005/3/30 更新

栃 木 遠 征

マロニエサッカーフェスティバル
栃木県が主催するサッカーの大会に招待されて行ってきました。

出発は3月25日夜10時。日本対イラン戦を観戦しながらバスは高速道路を

栃木に向けて直走り。途中のSAで仮眠をとり、翌朝会場到着。

天気いくていがったなさ」<天気が良くてよかったねえ>などと付き添いの

父兄達と話しながらバスを降りると「さみぃじゃ!」<寒い!!>

というわけで、初日は非常に寒い中での予選リーグでした。

選手達は寝不足にもかかわらず、新潟の小針中学に4−0で快勝、

2試合目の茨城の見川中学に3−0と無失点で1日目を終了、勝ち点6をゲット。

2日目は栃木の芳賀中学に2−0で勝ち、勝ち点9で1抜け、グループ決勝で

東京の志村三中と激突、相手も3勝で勝ち抜いてきたチーム、1位リーグ出場を

かけてどちらも譲らずPK戦へともつれ込む。

PKがよ、おらほぁPKで勝ったためしぁねぇねえもぃぇ」<PKかよ、うちのチームは

PKで勝ったためしがないもんなあ>と半ばがっかりしているところに、追い打ちを

かけるように1回目から外してくれました。

やっぱりなぁ!、シュートへだだやづがらででくるしよ」<思ったとおりだ、シュートが

下手なやつから出てくるんだもんなぁ>「んだすけよ、すまっこばねらいすぎるんだじゃ

<そうなんだよ、ゴールの隅を狙いすぎるんだよ>といっているうちに2回目も失敗。

たのむじゃぁ、止められるのぁしかだねぇども外せばわがねぇじゃ

<お願い、止められるのは仕方がないけれど外せば駄目>

そして3回目も失敗3−0と、もう敗色ムードが満ちあふれている中、逆転劇が起きた。

相手の失敗で3−1になり、我がチームの守護神がスーパーセーブを三つも見せてくれた

おかげで、最終的に5−4でPK戦を制し、ブロック決勝リーグへ駒を進めました。

この日のMVPは守護神ヨコちゃんでした。

後で聞いた話ですが東京では3位にランキングされている中学だそうです。

そして最終日、2勝すれば優勝決定戦、1勝1敗でも3位入賞、副賞としてボールが2個

もらえる。ところが初日に八戸から持参した練習用ボールを3個紛失していたので3個獲得

するには優勝しかない。「1勝1分けだばだめだべが?」<1勝1分けじゃあだめなの?>と

選手が聞くので「それだばまだPKだべ、んがんどあまだPKやるど?やりたぐねぇべはぁ

<それだと又PKだろ?お前達は又PKやるのか?やりたくないだろう?>といわれ雨の

ピッチへ。相手は茨城の水戸三中、さすがに1位リーグだけあってなかなか得点できず、

後半にもぎ取った1点で1−0。

そしてAブロック代表をかけて栃木の今市中学との対戦。

雨でぬかるんだピッチに足を取られながらもゴール前になだれ込むFWとMF、シュートの

本数では相手に勝っているものの、なかなか得点に結びつかないうちに相手カウンター

からのゴール前混戦で失点1、そのまま前半終了。そして後半開始直後カウンターからの

右フォワードのシュートで同点、そして後半終了近くになって追加点、ところが、バックスの

クリアミスから同点のゴールを許し、残り時間をかけて相手ゴールを何度も脅かすが得点に

至らず2−2で引き分け。お互いに1勝1敗、得点3、得失点差1でPK戦になる。

まぁだPKがよ〜」<またPKかよ〜>「たのむじゃよ〜」<よしてくれよ〜

しかしこの日はみんな落ち着いてゴールを決めていく「学習したなぁ」「んだぁ、俊介も

決めだおん」<そうだね、俊介もきめたよ>

GKも方向は合っているのだがボールにさわれない。そして8人目、やはり外して8−7で

3位決定。

選手達は3日間全力のゲームでボロボロになり、最終日は雨の中ドロドロになりながらも、

PKを外したチームメイトを叱咤するわけでも慰めるわけでもなく、「次は3位決定戦ダジャ!

などと闘志を燃やしているたくましさを見て涙が出る思いでした。

選手達に「よぐやった、ハァ3位決定だすけ試合しねくてもいい

<よくやった、もう3位決定だから試合しなくてもいい>

はやぐ、つらだのてば洗って着替えでままけぇ

<早く顔や手を洗って着替えてお弁当を食べなさい>

ということで、第3位という自信と思い出を持って八戸に帰ってきました。