
雑 記 帳
このコーナーは方言にまつわるいろいろなエピソードや昔の思いで等感じたことを
書いていきたいと思います。(雑記帳なので何でもありです)
| その2インデックス | ||||
| 鷲の尾 | いちご煮 | 南部煎餅 | 煎餅汁 | かどっこ |
| リンゴ | 多賀台ドライブイン | エメロンシャンプー | かまどけし | 核の再処理 |
20 核の再処理はイラナイ・八戸の会 2002/6/30
先日上記の会の代表の方からリンクさせて貰った旨の
メールをいただきました。
早速HPを拝見させていただきました。
http://www.jomon.ne.jp/~mikasa3
趣旨には大賛成なのですが、
「わもいらねじゃ」<俺もいらない>と
大きな声で言えない職業なのが恨めしかったです。
実際「はじのへさすんでではじのへのいがけねんだばこっただにぎあねえごどあね」
<八戸に住んでいながら八戸沖のイカが食べられないのなら、こんなに寂しいことはない>
「そればりでねぐ、そのうじみんなしていがけなぐねるえ」
<そればかりか、いずれ近海物のイカが食べられなくなるよ>
青森県知事も「原子力には厳しい姿勢で臨む」等と行っておきながら
態度がどうも曖昧。キムラモリオサン貴方です。
そんなに原子力って美味しいんですかねえ、政治家のみなさん
19 交通標語 ”ドカンと一発「かまどけし」 ” 2002/6/8
最近はあまり見なくなりましたが青森県の主要な道路の電柱等に
交通安全標語ポスターとして貼られていました。
意味についてはなんと表現したらよいのやら、これは青森語とでも言いましょうか
青森県人であれば南部、津軽問わず、ほとんどの人が理解できる言葉なのです。
「かまどけし」とは破産を意味する言葉で
”ドカンと一発 ”は、交通標語なので、交通事故を表現しています。したがって
<貴方の不注意で交通事故を起こすと、破産するくらいお金がかかりますよ>
というような意味になります。
短い標語の中にこれだけの意味が含まれているのです。
恐るべし ”青森語 ”
18 エメロンシャンプー 2002/5/24
最近TVコマーシャルでお目にかかりますね
♪新宿のひぃとぉ〜♪と歌っているあれです。
このCM、30年くらい前からあったのをご存じでしょうか。
ご当地CMといいまして、新宿から始まって
大阪や福岡、金沢等著名な都市を回って
「お嬢さん振り向いてください」とやるのですが、
それが八戸にも来たんだそうです。
「はじのへさもエメロンシャンプーきたんだずえ」
<八戸にもエメロンシャンプーが来たそうだ>
ということで仲間内ではかなり盛り上がっていたのですが、
いざふたを開けてみると
♪あおもりぃのひぃとぉ〜♪
「なしてよー」<なぜだー>
ということで追跡調査(大袈裟)をしたところ、
声をかけられた女性は、八戸の漁師言葉で対応したらしいです。
内容については諸説あるので省略しますが、
全国ネットで放映するにはあまりにも(言葉が)難しすぎる。
ということで八戸はボツになったという話です。
今回はあるのかな?♪八戸のひぃとぉ〜♪
17 多賀台ドライブイン 2002/5/10
国道45号線を百石(ももいし)町方向へ北上すると、
百石町に入る前に多賀台という名の丘があり、
その中腹にあるドライブインです。
見た目は普通のドライブインですが、
実際は中華料理屋と言っても過言ではないくらい
中華のメニューが充実しているのです。
私のお薦めは五目そば(五目ラーメン)と鳥の唐揚げですが、
他のメニューもなかなかのものです。
お昼時は平日でも常に満席で、最近は特に混んでいるようです。
16 まんこ林檎 2002/4/12
青森といえば”林檎”なわけで、津軽地方が有名ですが、
南部地方もそれなりの収穫量があります。
長野県や福島県も力を入れているようですが、
やはり青森の林檎の方が美味しいようです。
やはり林檎にも他の果物と同じでいろいろ品種があり、
それぞれ持ち味があり、最近では
”サンフジ”
”津軽”
”王林”
などが人気なのですが、
”紅玉(こうぎょく)”や
”国光(こっこう)”
という品種もあり、昔は
”林檎”
と言えばこちらの方が主流だったわけです。
果実自体は小ぶりで、味は酸味が強く、
そのまま食べるには抵抗のある人もいるかもしれませんが、
紅玉はアップルパイの具には最高だし、
国光は焼き林檎や林檎ジャムにすると美味しい林檎なのです、
しかし紅玉や国光は最近なかなか手に入らなくなってしまいました。
青森では昔、紅玉を「まんこ」国光を「雪の下」と呼んでいました。
この「まんこ」林檎、
「ま」
にアクセントを付けてはいけません、
あくまでも同じトーンで発音してください。
前置きが長くなりましたが、ここで林檎にまつわる話を一つ
昔々東北本線に蒸気機関車が走っていた頃の話です。
集団就職で東京暮らしをすることになったB子さん、
東京での生活も半年が過ぎ、いくらか都会にもなれたある休日、
ショッピングの帰り、たまたま通りかかった果物屋さんの前に故郷の果物
<林檎>
が並んでいるのを見つけました、
(ここまで来たら品種は紅玉じゃなければ話はおもしろくない)
B子さんはしばらくぶりに林檎を食べてみたくなり、
買おうとしたところ、店先には誰もいないし値段が付いていない。
南部弁が恥ずかしくて他人とあまり話をしたことのないB子さんは困ってしまいました。
デパートでは欲しい物を持ってレジに並べば店員と話をしなくても買い物は出来るが、
商店街の果物屋ではそうはいかない。
そのときB子さんは駅のホームで両親との別れを惜しんでいるときに
母親に言われた言葉を思い出したのです。
「東京あこどばっこあいいへんで、こどばのはじめさおをつけんだい」
<東京は言葉がいいから言葉の始めに
”お ”を付けるんだよ>
そしてB子さん果物屋の奥に向かって
「すいませーんこのお○んこ林檎なんぼ?」
青森県では有名な話です。
15 「かどこ」(福地村) 200/3/29
八戸の隣村にある「かどこ」ホルモン焼きの店なのですが、
ここのホルモン焼きは「やだらんめー」<すごく美味しい>
理由はこの店秘伝のタレ。
当然企業秘密だそうでレシピは不明。
ホルモンは持ち帰り可能で、その際タレも付けてもらえるので、
お家で「かどこ」の味を楽しむことが出来ます。
場所は、東北本線北高岩駅裏とでも言いましょうか、国道沿いで、
県道134号線との交差点の角にあります。
信号機に付いている地名は ”高岩 ”
「かどっこ」<通りの角>にある
”かどこ ”
村はずれにある小さな店です。
14 煎餅汁 八戸発祥の食べ物です。 2002/3/21
しばらく前に日本テレビのズームイン朝でも紹介されましたが、
”南部町 ”の食べ物として紹介されたようです。
「鍋」の一種なのですが、具のメインが
”南部煎餅 ”なのです。
野菜は、大根 ・人参 ・牛蒡 ・白菜等で、薬味に長ネギの斜め切りを使います。
味付けは醤油味で、ダシは ”鳥”か、缶詰の
”鯖の水煮 ”のどちらかを使います。
最近、職場のパーティー(忘年会じゃない)を八戸のあるホテルで行ったところ、
「煎餅汁」がテーブルの上にデンと上がっていました。
”鯖の水煮”がダシです。
それを見たオヤジ達「はじのへあこれでねばわがねんだおえ」
<八戸はこれがなければダメだよ>
などと言いながら、刺身や天ぷら等には目もくれず、あっという間に平らげてしまい、
私の所に鍋が回ってきたときには汁しか残っていませんでした。
ちっきしょー
昔は普通の煎餅を使用していましたが、現在は煎餅汁用の煎餅が
市内のスーパーで売られています。
くどいようですが、盛岡は”南部煎餅”発祥の地ではないので煎餅汁はありません。
13 しつこいようですが「南部煎餅」 2002/3/21
検索したら出るわ出るわ、「盛岡の南部煎餅」
さすがに「盛岡煎餅」はありませんでしたが約3分の2が
盛岡の銘菓として扱っていました。
たしかに八戸のスーパーでも、お菓子の陳列棚に並んではいますが、
” 盛岡の銘菓 ”ではありません。
昔はれっきとした戦闘糧食だったのです。
ご飯の代わりですよ。
八戸地方は独特の気候のせいで昔はあまり米がとれなかったために
蕎麦や、麦が収穫の大半を占めていたそうです。
その小麦粉を材料に作ったのが南部煎餅の始まりだそうです。
関東や関西の人が「盛岡の ”南部煎餅
”」という認識なのは
我々のPR不足だと思うので反省しなければなりませんが、
岩手県民が公然と盛岡の食べ物として紹介しているのは如何なものか。
○○屋とか○川とか聞いたことのない名前のメーカーばかりで
”いずもり” や ”まるさか”の名前はありませんでした。
「はぢのへ」<八戸>と言ったら「イガ」<イカ>と「いじご」<苺>と
「いじごに」<いちご煮>に「へんべ」<南部煎餅>なわけで、「へんべ」と言ったら
”いずもり” か ”まるさか”なのです、他にも美味しい煎餅屋さんはありますが、
それは後ほど紹介します。
南部煎餅について詳しく知りたい方は、
デーリー東北という地方新聞のHPで紹介しています。
12 「いちご煮」 2002/3/8
皆様は「いちご煮」をご存知でしょうか。
「いちご」のいちごは果物の「苺」ではなく、
れっきとした八戸伝統の食べ物なのです。
たしかに八戸市の市川地区では「市川苺」と固有名詞を付けるほど
果物の苺の栽培が盛んで、我々八戸市民は「いじご」と言えば
”市川”の苺な訳で、誇りにもしています。
ですが、「いちご煮」は、苺を煮た ”煮物
”や ”鍋 ”では有りません。
「いちご煮」とは、ウニと鮑だけで作られた大変贅沢なお吸い物なのです。
詳しいことは「いちご煮」のホームページがあるのでそちらをどうぞ
11 清酒 「鷲の尾」 2002/3/8
先日、我が職場でちょっとした祝賀会があり、そのとき、ある筋から
「鷲の尾」なる清酒を頂きました。
私も仲間内では清酒に関しては「かなりうるさい」部類にはいります、
だからといって”聞き酒”をして、銘柄を当てるようなプロではないのですが、
美味しい酒と、そうでない酒の区別は付きます。
私が「八海山」を持って日本酒好きの後輩達の所へ酒を注ぎに行ったら
「これでねばわがね」<これじゃないとダメだ>
と言って目の前に差し出されたのが「鷲の尾」
そして当然のように、私が持っていた「八海山」と味比べが始まったのです。
私だけじゃなくその場にいた日本酒党の人たちとです。
「八海山」値段不明の吟醸酒。方や「鷲の尾」 ”2千円でお釣りのくる上選 ”
その場で味比べに参加した人たちは全員が、鷲の尾を支持しました。
「淡麗辛口」という妙に格好いい言葉が流行り、
酒蔵でもサラッとした飲み口の酒を作るのが最近の流行のようで、
新しく出る清酒の殆どが「淡麗辛口」
何故に米の味を隠したがるのか。
確かに私も辛口の酒を好む人間ですが、自己主張のない日本酒は飲みたくない。
希に「極辛」や「超辛」などという ”日本酒度+10
”というような清酒もある。
しかし、辛すぎて少しも美味しくない。
その点この「鷲の尾」しっかりとした飲み口、程良い辛さ、
はじめて口にしたとき「ジャッ、コレァ、ンメジャ」<オッ、これは美味しいよ>
そのとき、これを飲んでいた後輩達
「ナッナッナッ」<ねっねっねっ>
「だべー」<でしょー>
そして後輩のくせに、私に向かって「八海山でごっつりしてるんだばらじねえやづだな」
<八海山で喜んでいるようじゃ世間知らずな奴だ>などとのたまうのです、
おめーらも今日初めて飲んだくせに
と言うわけで「鷲の尾」残念ながら青森の酒ではないのです。
岩手県の県北にある ”西根町 ”で作っている酒なのです。
酒蔵では ”地酒 ”ではなく ”地の酒 ”といって、外には出ずに、
西根町を中心に販売していく方針らしいです。
ですから八戸では手に入らない。
たぶん一関などの岩手県南の人たちも
個人的に言わせてもらえば飲んでみる価値のあるお酒だと思います。
通販に関しては、ホームページのQ&Aの中にあったと思います。
ホームページはこちら
http://www.washinoo.co.jp/index.html
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